カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2023/12/10 17:41
2020年から2022年にかけては、新型コロナウイルス感染症の影響により、熊本県の不動産売買市場は停滞していました。しかし、2023年に入ってからは、感染症の収束に伴い、徐々に売買件数が増加しています。
具体的には、2022年度の熊本県の不動産売買件数は、前年度比で約14%増加しました。また、2023年度の10月までの売買件数は、前年同期比で約20%増加しています。
価格面では、2022年度の熊本県の不動産価格は、前年度比で約1%上昇しました。また、2023年度の10月までの価格は、前年同期比で約2%上昇しています。
今後の熊本の不動産売買市場は、引き続き回復傾向が続くと考えられます。しかし、新型コロナウイルスの再拡大や、世界的に続くインフレなどの影響により、変動が生じる可能性もあります。
以下に、熊本の不動産売買の傾向を、エリア別にまとめます。
- 熊本市
熊本市の不動産売買は、熊本県全体の動きとほぼ同じ傾向にあります。2023年12月現在、徐々に回復傾向にあります。
- 熊本市近郊
熊本市近郊の不動産売買は、熊本市よりも回復が早い傾向にあります。2023年12月現在、すでにコロナ禍前の水準に戻りつつあります。
- その他の地域
その他の地域の不動産売買は、熊本市や熊本市近郊に比べると、回復が遅い傾向にあります。しかし、2023年に入ってからは、徐々に改善傾向にあります。
熊本県で不動産売買を検討している方は、上記の傾向を参考に、売却時期や価格設定を検討するとよいでしょう。