相続税の還付
カテゴリ:不動産売却動画
/ 投稿日付:2023/08/08 11:08
相続税の還付について
Q. 相続税の税率は何パーセントくらいなんですか?
A. 相続税は、超過累進課税となっており取得する金額が多ければ多いほど税率が上が
り、最高で55%となっています。
Q. 55%、すごい税率ですね。
A. 土地が相続財産に含まれている場合、土地の評価額が非常に重要になってきます。
Q. でも確か土地の評価額は、相続税路線価とか倍率によって決まると聞きましたが
路線価はその路線道路についている標準単価です。
実際の取引価格などには大きく影響が出る、土地の形質、高低差、周辺環境や法制限な
どについては考慮されません。
Q. 確かに、向きも間口も路線価には関係ないですね。
A. これらを踏まえて、相続する土地の評価を適正な評価額に補正されれば、納税額が
低くなることもあります。
相続税の申告は自分で行うことも可能ですが、専門家に相談することをお勧めします。
Q. 税金の専門家なので税理士ですね
A. そうです。税理士です。
ただし、税理士にも得意分野があるようです。
法人につよい税理士がいらっしゃるように、相続に強い税理士に相談するのがいいです
よ。
Q. でも、すでに申告が終わっている場合はどうしようもないですよね?
A. 申告し納税すれば終わりではないんです。
5年以内であれば土地を再評価し、相続税の還付請求手続きを行うことは可能です。
逆に税務署から評価を増額され、追徴課税を言われるケースもあるんです。
Q. それは怖い備えあれば憂いなしですね。
A. それに一度決まった遺産分割協議は、基本やり直すことができません。
当初から正しい土地の評価が分かれば、遺産分割協議の内容も違ってくることがあります。
Q. でも相続に強い税理士って、どのように探せばいいですか?
A. ホームページで検索することも可能ですが、不動産会社に聞いてみるのも良いかと
思います。
不動産は相続の話が非常に多いので、詳しいで税理士を知っているケースが多いと思います。
Q. なるほどよくわかりました。
★今回のポイント★
- ・相続税の税率は超過累進課税で、取得する金額が多いほど税率が高くなり、最高で55%まで上がる。
- ・相続する土地の評価額は相続税路線価と倍率によって決まり、実際の取引価格や周辺環境に影響されることはない。
- ・正しい土地の評価額により、相続税の納税額が低くなることがある。
- ・相続税の申告は自分で行うことも可能だが、専門家である税理士に相談することがお勧めされている。
- ・相続に強い税理士を見つける方法として、ホームページで検索するか不動産会社に尋ねることが良いとされている。
これからも不動産売却について発信していきます。
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