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空家問題
カテゴリ:不動産売却動画  / 投稿日付:2023/08/12 15:31



空家所有者の責任について

Q.  現在所有している空き家を管理するのが大変で、
どのようにしたらいいかわからないんですが。

A. はい。
近年同じように悩まれている方が多く、 誰にも使用されていない空き家が急増 して 問題になっております。
この問題を解消するべく、空き家対策特別措置法という制度が設定されました。

Q 空き家対策特別措置法って何ですか

A. 空き家対策特別措置法とは、空き家により 景観が損なわれたり、
衛生面、防犯面の問題を引き起こしたりする恐れがあるとして、 2015年2月に
全面施行された法律のことです。 空き家対策特別措置法が施行されたことにより、
管理が適切に行われていないと思われる 空き家に対して、自治体が調査した後問題があると判断された空き家においては、
特定空き家 として指定し、所有者に管理を行うよう指導したり、 状況の改善を 促してできるようになりました 。

Q.  特定空き家に指定されたらどうなるんですか?

A. 例えば、建物が老朽化して倒壊しそう、 庭の草木が成長して道路まではみ出している、
捨てられたゴミのせいで害虫が発生しているなど、空き家が 原因で周りの住環境の影響がある場合、
所有者は、すぐにその状況を改善する必要があります。
空き家対策特別措置法では、所有者の義務である空き家の適正管理をしない所有者に対し て、
市町村が助言、指導、勧告といった 行政指導、そして勧告しても状況が改善されなかった場合は
命令を出すことができるよう になりました。

Q.  それは面倒ですね。
もし無視していたらどうなるんですか?

A. 所有している空き家が、特定空き家として指定された後 、指導を受けたにもかかわらず状況が改善されない場合
国から勧告が出され、固定資産税の 住宅用地特例から除外されることがあり、
その場合税金の負担が重くなってしまうので 、改善が難しい場合は空き家を解体するか
可能であれば、売却も含めて検討していただいた方がいいかもしれません。

Q. 結構大変なんですね。
空き家を所有している皆さんは、どうされてるんでしょうか?

A. はい。
一般的に修繕をして住まいとして使用するか、 売却を検討されております。
現在、空き家の発生を抑制するために、特例措置があり 空き家を相続した相続人が
耐震リフォーム または取り壊しを行った後に、その家屋や敷地を譲渡した場合には
譲渡に本来必要となる、 譲渡所得の金額から 3000万円を特別控除できる制度もありますので、
まずは信頼のおける不動産会社にご相談いただければと思います。
Q.  わかりましたありがとうございます 。

★今回のポイント★

  • ◎空き家問題が増加:多くの人々が所有する空き家を管理する難しさに直面し、適切に利用されず保守されていない空き家の増加が懸念されている。
  • ◎特別措置法の制定:この問題に対処するため、「空き家対策特別措置法」が制定された。この法律は、空き家による美観、衛生、セキュリティに関する問題を解決することを目指している。
  • ◎法律の背景:この法律は2015年2月に完全施行され、空き家によって周囲やコミュニティに悪影響が及ぶのを防ぐことを意図している。
  • ◎特定空き家の指定:法律は、特定の空き家を「特定空き家」として指定し、適切な管理や改善を所有者に求める権限を与えている。
  • ◎軽視の結果:特定空き家と指定された物件の所有者が指導や勧告にもかかわらず改善を行わない場合、一定の固定資産税の免除から除外される可能性があり、財政的な負担が生じる可能性がある。解体や売却が選択肢として検討されるかもしれない。



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