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設備表
カテゴリ:不動産売却動画  / 投稿日付:2023/08/31 13:36



設備表の役割について


Q.  自宅の戸建てを売却する時に、営業マンから設備表 をご記入下さい、と言われました。
これは 何でしょうか?

A. はい、売買契約書には、売主は買主に、売買物件 について 売主が知っている事柄を
説明して いただくようになっています。そのための 重要な資料です。

Q.  そうなんですね。
なぜ、設備表が重要なのでしょうか?

A. はい、高額な不動産売買契約では、売買物件の 状況が売買契約締結時にどのような状況で あるのか
また、どのような状況で買主に 引渡しをするのかを明確にしておく必要が あります。
その中で、売主がが買主に対して、売買 対象の設備を明らかにするものが、設備表 です。
設備表の欄の設備の不具についてありとし た、設備が引き渡しの対象となるためです。

Q.  では、仮に引き渡し後に一部設備が壊れてい た場合、どうなりますか?

A. はい、その場合は、設備表で故障、不具合の有無 の欄で確認をしていたことになります。
設備表に、故障、不具合はなしと記載されてい たにもかかわらず、故障、不具合があった場合に は
買主は売主に対して、修復の請求をする ことができます。

Q.  わかりました。
補修の範囲はありますか?

A. はい、あります。
設備表には、主要設備とその他の設備に分け られます。
主要設備には、給湯関係、水まわり関係、 空調関係と、玄関関係の設備が含まれます。
売主が請求することができる部分は、主要設備です。

Q.  そうなんですね。請求できる期限はあります か?

A.はい、あります。
引渡し完了後から7日以内に、 買主から通知を受けた故障、不具合に限り
修復義務を負います。

Q.  7日以内ですか。
では、設備表に記載された主要設備のうち 、故障、不具合があったものは
全て 修復の対象になるのでしょうか?
A. すべてではありません 。
主要設備のうち、 故障、不具合の欄にありと記載したものは、 売主の修復義務は負いません 。

Q.  わかりました。
では、設備表は売却する際の 、どのタイミングで必要となりますか?

A. はい。 それは不動産会社に売却を依頼するときに 、ご記入いただいた方がいいですね。

Q.  そうなん ですね。それは何故なんですか ?

A. できる限りで早い段階で、設備の故障や 不具合を売り主に確認し、購入を検討されて いる方に知らせるためです 。

Q.  問題がないと分かれば、購入希望者も前向き に検討していただけると思います 。
また売買契約締結時に、売主から買主へ設備票 について説明をしていただきます。
売却依頼時と、売買契約締結時とで設備の 状況が異なることもありえますので、 売買締結時改めてご記入いただいた
設備表について、売主から買主へ説明していただきます。
説明 することによって、買主が設備に故障、不具合があるかないかを、
また、その故障、不具合の内容を知って購入し た場合、 引き渡し後のトラブル防止にもつながり ます。

Q.  確かにそうですね。
その他、設備票について注意することはあり ますか?

A. はい、そうですね。
売買契約締結時に 設備表を説明したあとは、売主は引渡し時 までにその状況を保っていただく形になり ます。
契約締結時の説明と、引き渡しの設備の状況 が異なってしまった場合には、売主は
その 設備について 修復の義務を負わなければならないから です。
今まで通りに生活をしていただければ問題 ないかと思います。

なるほど。よくわかりました、ありがとう ございました。


★今回のポイント★


・設備表は、売買契約時の物件の状態や引き渡される設備を明確にするための重要な役割を果たす。
・不動産会社への売却依頼時に設備表が必要であり、購入希望者に物件の状態を伝える役割がある。
・売主は、契約締結時と引き渡し時の設備状態を一致させる必要がある。

これからも不動産売却について発信していきます。
不動産のお悩み・お困りごと等ございましたら、お気軽にセンチュリー21東洋不動産までご連絡くださいませ。

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