カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2024/04/15 19:29
住宅ローン利用での住み替え:
私は、住居売却仲介の不動産会社で勤務し、多くのお客様の住み替えをサポートしてきました。
近年、住宅ローン利用での住み替えが増加していますが、買い先行で焦ってしまい、思わぬ損をしてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、買い先行での住み替えの落とし穴と、賢く進めるためのポイント、そして私の経験に基づいた事例をご紹介します。
買い先行で価格が下がる理由? それは思い込みです!
買い先行で価格が下がるというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、これは必ずしも真実ではありません。確かに、買い先行には以下の懸念点が存在します。
- 二重ローン: 新居購入のためのローンと、旧居売却までの住宅ローンを同時に抱えることになります。
- 資金繰り: 新居の購入資金を用意する必要があります。
- 売却リスク: 希望の価格で旧居を売却できない可能性もゼロではありません。
しかし、これらの課題は、適切な計画と準備によって十分に克服できます。
むしろ、買い先行にはメリットも多く存在します。
- 希望の新居を見つけやすい: 時間的な制約がなく、じっくりと理想の住まいを探すことができます。
- スムーズな住み替え: 新居への引越しと旧居の売却を別々のタイミングで行う必要がないため、スムーズに住み替えられます。
- 価格交渉有利: 新居の購入前に旧居を売却する売り先行とは異なり、競合物件がないため、価格交渉で有利な立場に立てる可能性があります。
つまり、買い先行で価格が下がるという考え方は、誤解であり、適切な進め方さえすれば、売り先行と同等、場合によってはそれ以上のメリットを得られる可能性も秘めているのです。
買い先行で成功した!私の経験に基づいた事例
私はこれまで、様々な買い先行での住み替えをサポートしてきました。
その中でも、特に印象深い事例をご紹介します。
K様ご夫妻は、お子様の成長に合わせて、より広い家に住み替えることを検討していました。
しかし、希望に合う物件が見つからず、売り先行での住み替えを躊躇していました。
そこで、買い先行のメリットとデメリットを丁寧に説明し、資金計画や売却スケジュールを一緒に検討しました。
その結果、K様ご夫妻は、希望の新築マンションを見つけ、買い先行でスムーズに住み替えを成功させることができました。
旧居も当初の希望価格に近い金額で売却することができ、K様ご夫妻は大変喜んでいただけました。
買い先行は、計画と準備が鍵となります。
焦らず、専門家のアドバイスを参考にしながら、自分に合った住み替え方法を選択することが大切です。
買い先行は、適切な計画と準備によって、売り先行と同等、場合によってはそれ以上のメリットを得られる住み替え方法です。
焦らず、専門家のアドバイスを参考にしながら、賢く住み替えを進めましょう。