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個人の不動産売却でも利用できる圧縮記帳
カテゴリ:よっちゃんブログ  / 投稿日付:2024/01/12 18:47

圧縮記帳とは、固定資産の買い換えや交換などを
行った際、一定の要件に当てはまれば新しく購入
した固定資産の簿価を減額し、売却後の譲渡益から
減額分を相殺することができる仕組みです。
圧縮記帳は、もともと企業が機械や不動産など
事業に関連する固定資産を購入・売却・買い換え
などを行った際に行われる会計処理の一種ですが
個人が土地の売買を行う際にも利用できること
があります。
圧縮記帳の目的
固定資産を売却する時に簿価より時価が高くなって
いるとその差額が大きいほど利益(譲渡益)も
多くなります。

利益が多いことは嬉しいことですが、その分、
課される税金の額も多くなってしまいます。

そうなれば、せっかく得た利益を元手に新しい
固定資産を購入しようとしても、税金の分を
差し引くと資金不足になって購入できないかも
しれません。

個人でいえば、土地を売って得た利益に多額の
税金がかけられてしまい、新しい土地や家などを
購入できないケースです。

そこで個人が土地を売却する場合は、利益に
本来かかるはずの税金分の金額を計上して税金
の発生を実質0にすることが、圧縮記帳の目的
なのです。

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