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住宅ローンを完済したら「抹消で」きる
カテゴリ:よっちゃんブログ  / 投稿日付:2024/05/01 18:39

抵当権は、住宅ローンを利用する際に借り入れの担保として設定されますが、住宅ローンを完済すると抹消することができます。ただし、「住宅ローンを完済すれば自動的に抵当権がなくなる」というわけではなく、抵当権抹消登記を行うことで登記上からも設定が解除されます。

なお、抵当権を抹消せずにそのままにしておくことは、おすすめできません。なぜなら、抵当権を抹消しないと、以下の問題が起こる可能性があるからです。

・不動産売買ができない
・新規ローンの審査が通らない
・相続がスムーズにいかない
抵当権抹消手続きをしないとどうなる
不動産を売却する場合

設定されている抵当権を抹消しないと、不動産売却が難しくなることがあります。抵当権が設定されていることで、売却予定の不動産がいつ債権者に差し押さえられるのか分からず、新たな買い手が付きにくくなってしまうからです。また、仮に購入希望者が現れたとしても、抵当権が設定されたままの不動産はローン審査に通らず、購入してもらえない恐れがあります。

新たに融資を受ける場合
住宅ローンとは別に、同じ不動産を担保として新たに融資を受ける場合にも、抵当権は抹消しておくほうがよいでしょう。担保にする予定の土地や建物に既に抵当権が設定されていると、審査に通らない恐れがあるからです。もし、住宅ローンを完済していても、抵当権抹消の手続きを忘れていると、その証明に時間がかかり、融資の手続きが滞ってしまうことがあります。

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